11月8日(金)、9日(土)にMicrosoft Base Seasideにて開催された、MCT SUMMIT JAPAN 2024に参加しました。
MCT SUMMIT JAPAN – 日本で実施するMicrosoft 認定トレーナーのサミット
MCT SUMMIT JAPANとは?
Microsoft認定トレーナー(MCT)を対象とした、セミナー・懇親会のイベントです。
MCT SUMMITは北米・ヨーロッパなどで実施されてきましたが、日本での開催は初とのことでした。
オンライン・現地会場のハイブリッドでの開催とのことで、8日(金)はオンライン、9日(土)は会場にて参加しました。
会場
会場となったMicrosoft Base Seasideは、東京タワーの見える広いスペースで、快適にセミナーを受けることができました。
また、会場ではデジタルスタンプラリーを実施しており、受講したセミナーのスタンプを記録すると、景品をいただくことができました。
トレーニングセッション
Azure Virtual Desktopをどうセキュアにするか?”独自の展開方法も紹介します”
Azure Virtual Desktopをデプロイするデモを交えながら、よりセキュアにするノウハウの解説を行うトレーニングでした。
7種類のデモ案からリアルタイムで「一番見たいデモ」を投票し、人気のあったデモを行うというスタイルでの紹介で、テナント制限の方法・SSOでサインインする方法が選ばれていました。
会場参加の方限定で、実際にデプロイしたAzure Virtual Desktop環境にサインインし、同じ仮想マシンに複数人でサインインしている状況を確認することができました。
Azure Virtual Desktop (AVD) マスターへの道 #Windows – Qiita
今回のトレーニングはこちらのQiita記事の内容を基にしているとのことなので、興味のある方はぜひご確認ください。
AI-102からのステップアップ 受講者にさらなる価値を提供するセミナー
AI-102のトレーニングを修了した受講者が、さらにステップアップできるようなPoC開発・セミナーの設計というテーマでした。
実際のシステム開発の流れを汲みつつ、どのような考え方でセミナー設計を行うべきか、ポイントと具体例を交えた紹介でした。
提案いただいたPoC開発の内容は、Web UIを使ったRAGシステムの構築がメインでした。
デプロイ、プロンプトエンジニアリング、精度評価、ドキュメントの更新といった、運用・保守まで見通した内容になっていました。
また、「セミナーで扱わない内容を明確化する」「シンプルな構造にすることで、受講者自身ですぐに試せる」といったセミナー設計の目線でのポイント解説があり、大変勉強になりました。
トレイン・ザ・トレーナー ~研修講師養成講座~ インストラクションスキル向上のヒント
大人の受講者に向けたトレーニングのTipsをテーマとした、ワークショップ形式のトレーニングでした。
大人の受講者の特性である、
- 学びたいことが自己設定できる
- 周囲から期待されていることがある
- 受講者同士の経験から、互いに学びあう力がある
- 今すぐ必要していることを学ぶ
この4つを意識することで、より社会人に向けたトレーニングになるとのことでした。
ワークショップでは近くの受講者と2~3人でダイアログ(会話)することで、トレーニングで困っていることや意識していることを共有することができました。
~バタフライ エフェクト~ 学んだ人を伝える人へ
良いインストラクターとは何か、どのように伝えるべきかといった、インストラクターの心構えを学べるテーマでした。
当事者よりも一層伝わる「代弁者」でありうるために、製品へ込めた思いを理解すること、本質となる情報をストレートに伝えるべきということを教えていただきました。
また、「良いインストラクターとは」という問いに対して、「指名を受け続ける」という解答にはとても説得力を感じました。
実体験とともに、熱い思い・価値観が強く伝わった、すばらしい講演だったと思います。
最後に
MCTに限らず様々な業種の方が参加し、技術・トレーニングの意見交換が盛り上がっていました。
懇親会でもネットワーキングが盛んに行われ、実りのあるイベントになっていました。
今回が日本での開催が初とのことでしたので、ぜひ次回も開催していただきたいと思います!
弊社ではMicrosoft 認定トレーナーによるセミナーを開催しています
弊社ではMicrosoft 認定トレーナー(MCT)が2人所属しており、不定期にMicrosoft 365 オンラインセミナーを開催しています。
開催が決定次第、会社HPのニュース、および弊社が運営しているDX拠点「Micirosoft Base Joetsu-Myoko」のSNSにて告知しますので、ぜひフォローをお願いいたします!
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